『忘れ難い感動と共に』

このメッセージの連載で故郷の福井の雪について書けば、昨日、福井にまさかの豪雪が降り,殺人逃亡者について書けば、直後に市橋の逃亡記が本となって出た。こういうタイムリーな事が、私には度々ある。以前から私には予知能力があると自他共に言われていたが、こうなってくると、そろそろ一度、宝くじについてじっくりと書くべきか。

 

森岡書店での個展が盛況のうちに終わった。反響も多くあり、昨年の同ギャラリーでの展示を上回る数の作品がコレクターの方々に渡っていった。私はいつも、どれだけ若い人の感性に新しい試みが伝わるのかに重きを置いているが、今回コレクションされた方の半数が20代、30代であった事は、具体的な何よりの批評であったと思う。三時間以上も会場の中でゆっくりと作品を鑑賞されていた青年は、最終日に再び来場され、「彫像」の写真をコレクションに決めた。又、K大学哲学科を卒業したが、現在求職中にもかかわらず、それでも私の作品をコレクションされた青年の事は忘れ難い感動がある。又、ふらりと入って来た女性がパッと二点の作品を購入する事に決めた即断の早さには驚かされた。傾向として男性はじっくりと意味付けするように考える。しかし女性の多くは決めるのが早い。やはり、直感力なのであろうか。ともあれ、来年一月の森岡書店での個展開催の企画も、会期中に早々とオーナーの森岡氏は決められた。

 

茅場町・森岡書店での個展は終わったが、引き続き今月の9日から恵比寿の二つのギャルリーで同時に個展が開催される為、休む間もなく今その準備に追われている。生き急いでいるわけではないが、次々とイメージが立ち顕われてくるのである。「表現者は常に変わり続け深化しなければならない」という、私のプロとしての考えは、更に具体化していくと思う。

 

カテゴリー: Event & News, Words   パーマリンク

コメントは受け付けていません。

商品カテゴリー

作品のある風景

問い合わせフォーム | 特定商取引に関する法律