「個展会場にて」

制作時から手応えは覚えていたが、実際に個展が始まってみると、来場された方々の反応が高く、私の個展の中でも最もクオリティーの高い内容との評価が数多く返って来て、今ようやく安堵しているというのが実感である。……遠方からも旧知のコレクタ―の方々が来られ、今回の新作74点という膨大な数の中から、実に的確に作品を選ばれコレクションされていく。

 

作品を作りながら、この作品はどなたのコレクションになっていくのだろうか……と考える時があるが、それが実際に現実の形になっていくのを見ると、感慨も深い。……ともかくも今回の個展の出品作は、いずれも、見た事が無い世界が暗示的に詰まっており、作品の完成度が高い自信作である。コレクタ―の方で2点まとめて購入される方も何人かおられるが、その決断も客観的に観ていてよくわかるものがある。

 

個展が始まって、ようやく1週間が経過し、まだ2週間が残っている。3週間という会期はちょうど良い、手応えのある長さなのである。……7日(金)は、夕方から個展会場を不在にするが、それ以外は毎日、10時半から19時半まで会場につめている。また新たな出会いがこれから待っていると思うと期待が膨らむのである。

 

 

 

 

 

 

 

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北川健次詩集『直線で描かれたブレヒトの犬』
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