『名古屋・SHUMOKU GALLERY・居松篤彦さん』

高島屋の個展が終わって3週間ばかりが過ぎたが、最近嬉しいお便りが次々と届き、作者である私は幸福な気分に充ちている。高島屋の美術画廊から作品を購入された各々の方に作品が届き、それが部屋に掛けられる事になるのであるが、その部屋の光景を撮った方々から私に、その写真と共に、とても喜んでおられる事を記したお便りが届いているからである。私は作り手として、本当に理想的な関係を、多くのコレクタ―の方たちと築いているという事をあらためて実感しているのである。……私の手元に届いた写真を見ると、確かにコレクタ―の人達もまた、なかなかにハイセンスな人達である事が伝わってくる。いずれの方々も、その作品が活性化して見えるように工夫され、写真からイメ―ジの躍動感が伝わってくるのである。そして、私の作品と、それをコレクションされている方との間において、日々の豊かな対話が、これから何年後も紡がれていくのである。私の持論である「コレクションするという行為もまた創造行為である」という事が、豊かにその人の生の中で展開していくのである。……そう、その作品において、作者は二人いるのである。

 

……今月の3日から名古屋のSHUMOKU GALLERYで始まった個展「危うさの角度」であるが、遠方からも沢山の方が来られて盛況を呈している。画廊の空間は広く、1階と2階に作品が実に考えて展示されており、私はその構成力と展示のセンスの見事さに驚嘆したのであった。制作したばかりの最新作が手応えを持って来廊者に伝わっており、画廊のオ―ナ―の居松篤彦さんからも、反響がリアルタイムで伝わってきている。居松さんはまだ40才を過ぎたばかりであるが、美的感性の直感力は極めて鋭く、今後のこの国の美術分野をギャラリストの面から牽引していく一人になっていく事は間違いのない人物であると私は見ている。今、この国の美術分野で最も失われて久しいのは、高い理念と独自のヴィジョンを持ったギャラリスト、すなわち本物の美を見極める眼識を持った人物の存在である。その才能を持ったギャラリストの存在があまりに少な過ぎるのである。……私と居松さんは縁あって出会ったわけであるが、その意味は、今後豊かな形として、ますます必然性の様を帯びて明らかになっていくように思われる。……会期は、今月の26日(土)まで続く。ぜひこの機会に私の新作展における〈挑戦〉をご覧いただければと、願っている次第である。

 

 

 

 

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